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ようやく爪がとれた


再び、市原市草刈の大宮神社。打ち合わせ前に立ち寄りました。いっちばん北から見る市原市。


麓にある行光寺というお寺も訪れました。あたりは上総七里法華の影響が少しただようところ。


墓地先から登ると先ほどの嶺に乗り、瓦窯通りと名付けられた車ビュンビュンの新道と、延伸叶わぬに終わった京成千原線の末端が断ち切る様子を見られました。


造園計画というか総合プロジェクト。母屋の改築計画にkurosawa kawara-ten一味に声を掛けさせてもらいました。宗教と一次産業(変な意味では無いです)というパンチラインに共振するというあたり、施主と黒澤さんの人としての奥行きを感じました。


打ち合わせ中、施主から教えていただいた川焼不動。賑わう大宮神社を横目に、元日の初詣に行ったところ人が一人もいなかったと聞き、興味が湧いたので後ほど伺ってみることにしました。


自分の頭の中では、敷地に水の流れが生まれ、出ていくことは決まっています。無常と不動づくり。


打ち合わせ後、川焼不動を訪ねました。住宅街の外れ、今のようすからは地形がわかりにくいけど、台地が谷に落ち込む末端にどっしりと。困った時に助けられるスーパービ◯ホームがよく見える。


参道が予想以上にワイルド!こんなところで味わう険しさ。スダジイの古木が林立して雰囲気が良いです。


村田川を見ながら下っていくと、参道入り口目の前に湧水と水神社。水という存在の怖ろしさと心地よさ。山を背負ってる。

ちなみに、村田川の最初の一滴の源頭はここです。河川争奪現象および分水嶺消滅点。


ちょっとした散策路があり、太古から人との関わりを感じさせる様子が散見されました。川焼は瓦焼きだったんですね。ほぼ宅地となった中で草刈33号墳は唯一保存されているみたいです。良い散歩でした。


移動して長柄町の庭工事で植える木々選びへ。割ともりもり。来週から本格着工予定です。


最後にもう一件、以前提案させていただいた庭改修工事の最終確認に伺いました。一つ一つ大切に作業を進めていきます。


昨年末大晦日、連続登山初っ端の山歩きで右足親指の爪が取れかかった状態になってしまい、これまでなかなかイテテだったんですが、今日ようやくポロッと取れました。嬉しい。