展示が無事に終わり、雨が降らぬうちにお片付け。
上物を外していくとハリボテ感がすごい。
どの植物もみんな元気そうで一安心でした。
コハウチワカエデなどはこんなに細根が伸びています。
通気性が良かったのかな。
片付け中に現れたヤマナメクジ。はっきりいって巨大生物。
普通、人家周りにはいない、長期滞在の居心地はいかがだっただろうか。
というわけで2時間ほどで搬出完了。
来ていただいた方はもちろん、こんな機会をくれた京葉画廊および泰知くんに感謝。
今回、やってみて展示自体に感じたことをいくつか。
普段は目に留まらない姿がくっきりと浮かび上がる。
視覚では認識できないくらいの植物の動きを感じる。
くっついてきてしまった生き物は割と普通に食うし食われている。
とにかく常に動いている。変化している。
作業後は同じく市原市内での庭作業予定のお宅にて打ち合わせへ。
お馴染みの佐野工務店さんからのご依頼(いつもありがとうございます!)
(株)佐野工務店
https://sanokoumuten.co.jp
ちなみにこちらの物件は伊礼智さんによる提案住宅のi-works projectの一環だそうな。
某雑誌付録の結構ためになるラフスケッチ集。
伊礼智設計室
展示の一式、無事に事務所へ帰還。
運ばれている最中、外気に触れて察知したのか、ユキノシタの花が咲き、ヘビイチゴの果実が膨らみ赤くなっていました。
ボコっと掘り取った元の場所へ再び鎮座。
植木たちも一旦仮植え場所へ。どの木も元気。
せっかく根巻きしているので、新たな安住地への出番を待ってもらいます。
雨が降る中、カザグルマが自生する谷津を訪れました。
ちょっと早くてまだ蕾。蕾の状態をまじまじとみるのは初めて。
ちなみに風車と半鐘蔓という過去の日記で触れています。
多様性溢れる植生が見られるよいところ。
やや少ないカントウマムシグサの花を失礼ながらチラ。
あるべきものがない個体も見られました。
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