久しぶりに笠森観音への巡礼古道を歩いてきました。美しい道。賑わっているであろう笠森観音に対してこちらは誰もいない。
野見金山へも通づる笠森グリーンルート・関東ふれあいの道に合流。ちょっと長いけど小学生でも歩けます。
観音堂背後のピークに立ってみたら倒れた祠がありました。もしかしたらこちらが文献にある朝立(あさだて)山かもしれません。名前からして仏教伝来以前の太陽信仰の山。
笠森観音は寄らず。大庭方面へ向かう古道へ。荒れてます。
本日の主役。達観したカラス。
房総半島分水嶺の尾根を割る切り通しの峠。東は二十三夜、西は月見山。
右 かもこしきや くるりきよすみ
西 うしくきさらづ たかくらかのふ
左 かさもり長なん せんた一のみや
文政年間の古道標。
分水嶺を割る切り通しの峠その2。大荒れです。
埋没した板碑。判読できず。
笠森の古道再訪(驚 / たけだや 𓆏⃕さんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
以上、一時間ほどの散歩でした。
お隣の笠森霊園へ。10年ぶりぐらいにお墓参りに来ました。分水嶺の裾に眠る。
思いが溢れいていた記帳等BOX。こんな辺鄙なところだけど、海外から訪れる方が多いようです。
たまに救われる。
移動してイドクボンガへ。白井さんに会いに来ました。
この作品に至ったとき、来てよかったと思いました。
何気なくfishmansの話になり、白井さんがふと言った気持ち悪い音楽という表現が腑に落ちました。多分、芸術の根っこはそこにある。
21時、岩手県釜石市に向けて出発します。
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