雨が弱まったところで家を出たらばスズメバチ。コガタスズメバチのようだけどどうも様子が変。
もはや必携品となったクリップレンズで接写。水を飲む様子。
もしやと思って腹部を見ると異物あり。どうやらスズメバチネジレバネという昆虫に寄生されているようです。こちらネジレバネのメスは昆虫らしさを全て失った姿で、最後は生まれてきた子供に体を食べられて生涯を終えます、翅や脚どころか目も口も退化してありません。オスはオスで翅のある成虫になってからの寿命はたったの4時間だそうです。調べれば調べるほど???となる生活史を送りますが、生態系というメガシステムの重要な一部を担っているんだろうと思います。
雨が弱いうちに運搬第二便。太い枝だけ片付けへ。
片付け中、そういえばこのヤマグワとしては太い幹。希少木材として重宝しそうですが某木工屋さんどうですか。例として茶道具の材料としては最高級品でもあります。
事務所に来たからには確認へ・・、お〜!咲いてる!咲いても地味。花弁がしっかり開く花の形からクロヤツシロランと判明しました。
例によってクリップレンズで接写。がしかし曇天の放置竹林内は暗くて花の内部がうまく写りませんでした。ペンライトなどを持ってくればよかったと反省。
例によってキノコなどの菌から100%栄養を摂る菌従属栄養植物です。光合成を捨てたため葉緑素を持たず、それらしい特異な姿をしています。腐食が厚く積もるような人の手が入っていない常緑樹林や竹林などでしか見られず、毎年同じ場所に出現はしないという生態も面白いです。
ここにきて花茎がニョキニョキとたくさん伸びてきたイヌタヌキモの花。こちらも接写してみました。基本放置なので来年は水質も変わるだろうし、これだけ花がたくさん見られるのも今年だけかなぁ。
自宅にて、届いていた庭NIWAをパラパラと読む。folkの三島さんのコラムにて武田屋作庭店の名前がチラッと出ていてうれしい。ありがとうございます。無論、芝のはらっぱについて。来月伺う予定なので今から楽しみです。
庭誌上で久しぶりの登場な気がする安諸庭園、安諸さんの庭。すごい。太鼓塀からモミジの枝がニョッキリ出てる。5年後ぐらいを想像すると楽しい。その頃は土塀は下地ごとバキバキになって一部崩れているんだろうけどそれで良し。塀の瓦天端も水平ではなく確かな技術のその先の余白がある。計画なんぞはなく、材料もタイミングも何もかもが一分一秒の判断で痺れる、感じがする。実際に見てみたいな。
こちらは中目黒にあるVISVIM GENERAL STOREおよびGALLERYというアパレル、およびその前方のカルチャーの先っちょ。東京だからとか云々ではなく、庭はいつでもどこでもこうでありたい。
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