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パリ発風呂の前経由バラナシ行き


本日はありがたいご縁からの市原市内でお手入れ。Baking Studio Grano Di Ciacoという教室を主宰されています。テーブルコーディネートかっこいい・・、私も木を植える時はミリ単位の傾きに正解を求めるクチなので、似ている部分がちょっとあるでしょうか。


Hisako Sagawa
https://www.instagram.com/1021ciaco


手入れ中のヤマボウシには熟しつつある果実がちらほらと。これ美味いんですよね。晩秋の手入れの際はちょいちょい頬張りながら鋏入れてます。


お昼、お弁当食べながら古地図を見ていると古い道が唯一残っていそうな箇所を見つけたので行ってみました。とても親切な道路からの入り口。わかりやすい。


踏み入れて5秒で確かに行き止まり。でも痕跡程度の道はあるので進む。


ガッツリと市街地の中に取り残されたような森。ちょっと開けたところの道の下草類の様子。特にめぼしいものはないけどアキノタムラソウの花が咲いていました。下は葉っぱのど真ん中に実をつけたハナイカダ。いつ見ても不思議な姿の木。


染み出す湧水と初代マッ缶。無論回収。集めてるわけではないけど、かなり集まってきました。

 

道が崩れ不明瞭となったため谷沿いの道へ下降したあたり。岩盤の境目からドバドバと結構激しめの湧水が見られました。


プチ迷い中。方角だけ確認して強行突破。


のどかな湿地となっていた場所は比較的明るく、コバギボウシの花がたくさん咲いていました。かつては棚田だったと思われます。


ゴルフ場外に設けられた管理道路とちょっとだけ重複。大人しくゴルフ場の舗装された道を歩けば良いものを、わざわざ草をかき分けて並行する古道を歩く怪しい人状態。一番下の写真は幹線道路に出て振り返った様子。大変だけど良い道でした。


昼過ぎ早々にお手入れ無事終了。明るく風が通る空間となりました。


今後の作業として、既存のデッキに改めて植栽する計画を思案。また改めてご提案します、よろしくお願いいたします!


やや迂回しながらの帰路途中、風呂の前へ立ち寄りました。春先は一面にカタクリが咲く斜面にキツネノカミソリが咲き乱れ中。


普段は閉鎖されている林内。キツネノカミソリが見頃の間は解放され、散策できるようになっています。


台地上の明るい林内。それぞれ今年お初のオトコエシとコヤブタバコの花が見られました。他、ヤマゼリやヒヨドリバナ、ツリガネニンジンなどの花も咲いています。


昨年、市原市より野生動植物保護地区に指定されめでたい。市原市内第3号。


目の前に広がる谷津を流れる小川には沈水植物であるヤナギモがニョッキリと水面に出て花を咲かせる。エビモも同居。あたりは小川の源流から水を上下させる峰の森までが高い自然度を保っています。保護地の周辺のこういった環境もセットで大切にしたいですね。


ゴヰチカにて、The Fantastic World of Grykë Pyjeダブルカセットが完売となりました。フィンランドとドイツそれぞれで活動するアーティストデュオによる骨董作品。


インド出身で現在はアメリカで活動するArushi Jainの傑作は残り1本となりました。北インド古典音楽およびラーガを根っことしつつ電子工学を学びエンジニアとして活動した経緯から生まれた極めて現代的で唯一無二の音楽です。

Arushi Jain - Under the Lilac Sky
https://goichika.thebase.in/items/53019962


相変わらず突然、渋いジャケットのテープが大江戸テクニカ氏より届きました。非売品です。