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小待宵草と大待宵草


本日は印西市にて作業。明日来ると思われる台風が心配ですね〜。
いきなりの激しい雨風の後どうなるか確認したいと思います。


主庭部分の造成作業は明日どろんこになる可能性があるので、宅裏の整地および砂利敷きを主に進めました。一人バケツリレー。

 

お昼、コンビニへ散歩がてらその下の谷津へ。枝谷津最上流のため池まわりは除草剤が・・。農家さんにとって、コストや時間など様々な面から見て、草刈りがとても大変なことはよくわかる。でもね、言葉は悪いけど除草剤を平気で使える精神状態ってのは何かが欠落し始めてます。放っておくと人間にもおんなじことし始めちゃうぞ。皆様もお気をつけください。


広い開放水面のため、ため池の水はぬるま湯ぐらいの温度。ハイイロゲンゴロウやヒメゲンゴロウといった小型のゲンゴロウの仲間がたくさん泳いでいました。写真はほとんどが♂♀ペアのアメンボ。


並行して流れる小川の水はひゃっこい。こちらにはスジエビがたくさん。ため池にはタニシの仲間が多かったけど、こちらにはカワニナなどの貝の仲間が多いです。


ひたすら砂利を運んで撒く。真ん中の写真に映る雨樋というか鎖樋というか、管の外側も水が流れる仕組みで面白いです。ともあれ無事作業終了。


作業後、建物の離れ的な文庫のなかを拝見。これは面白い。kurosawa kawara-tenの高島くん曰くまだまだ作業は続くそうな。完成と将来のオープンが楽しみです。


現場を移動して市原市。こちらでも砂利敷き。ネコで運べるありがたさ。


砂利がちょっと足りなかった!こちらは先日の完成見学会も盛況だった模様の佐野工務店による建築設計施工。この前職人さんと話していて、設計事務所が設計した家、工務店が設計施工した家、大工が設計施工した家は全部違う、という話が印象に残った。


実家の武田屋商店(酒&駄菓子屋)にて、サボテンの花が咲いていた。すごいフォルムだ!花の方がでかい。


日付も変わるころ、市営墓地である能満霊園を散歩。こんな時期&時間に墓地・・なんて言わないでください。改めて失われた草原環境を嘆きにきました。直近で、木地師と修験と連理草および筆竜胆と苔竜胆と春竜胆という日記参照。


昨年まで鳴き声が聞こえていたミゾゴイは今年はとうとう現れなかった模様。ミゾゴイとは環境省より絶滅危惧II類(VU)に指定される鳥の仲間です。


藪っぽいところではカラスウリの花が全開。果実もでき始めていました。


同所的にはクズの花も。わざわざ夜中に写真を撮るものではありませんが・・。葛餅、葛切、葛根湯。秋の七草の中で、最も身近に見られる植物。アメリカに持ち込まれたものが大繁殖し、あちらでは環境に深刻なダメージを与える侵略的外来種とみなされています。


夕方〜夜間に咲くコマツヨイグサとオオマツヨイグサの花。こちらは逆に明治時代にアメリカから日本に持ち込まれ、全国に広がった植物となります。