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吉祥草と湧水群


ポッキーの日。現場へ向かう前に市原市飯沼にてお手入れの打ち合わせへ。以前に宮坂泰知くん(ex-chacha、京葉画廊)からヘルプを受け、少し作業したお宅です。


所狭しと並ぶ鉢等の中にリンドウを見かけて一枚。野外だともうすぐ花は終わりでしょうか。


不足していた枝葉を積みに事務所へ。わがまま猫とはすっかり友達になりました。なんとなくそんな気がする。


目土を撒き始める前に、既存の電柱まわりの作業をすこし。土を掘っていたらオケラが顔を出す。空も飛べて水の中を泳げて地面に潜れるハイスペックな昆虫。


あとは地道に目土を撒く。今回は山砂にくん炭を混ぜたものとしました。量も量だけに。本当は川砂も少し混ぜた方が良いです。あるもので。


お昼、昨日に続いて飯を調達に車で移動。以前に訪れた奈良輪堰あたりへ来ました。さすがにこの堰から北側を現場から歩くのはやや遠い。谷津から台地へ登る道へ。


まきば台という小さな住宅地を横目に古地図にもある道を拾っていく。台地に生えるスダジイの樹冠がモコモコで立派。


十字路を左折。舗装がされていませんが、古地図にもある台地から海へ向かう道のはず。のどかで良い雰囲気です。


見晴らしがよかったので一枚。墓地より。

一気に降る野道。マテバシイやタブノキが茂る。

綺麗な舗装路を横断。林縁にはシロヨメナの花が咲いていました。海が近くとも山地らしい姿。

つづら折りの急坂。乗用車はちと厳しい道。


降りきった所の分岐に文政の年号が読める馬頭観音。房総往還らしい姿。造花とはいえ、まだ花を手向ける人がいるようです。


寂れた寺社裏は湧水量が凄い。まだまだ生きている力を感じる山域。


房総往還によりそう林縁を見ながら車に戻る。豊富な湧水から湿地どころか流れまで生まれている幹線道路沿い。貝類のカワニナが沢山います。


ちょっとだけ山林内へ。キチジョウソウが花を咲かせていました。

いくつも谷地形ができ、大きな岩盤の割れ目からの湧水多数で驚き。古地図にあったように、かつて存在した池の意味にも納得しました。下の写真は人工的に掘って途中でやめたような穴。

初代マッ缶発見。無論、回収。


今の房総往還より、もう少し山寄りに本来の道があった様子が見てとれて興味深い。海岸段丘沿いをぶっ通しで歩いてみたいです。


午後からもひたすら目土撒き。ちなみに面積が狭い場合はホームセンターなどで売っている芝の目土がおすすめです。撒きやすくて肥料入り。本日はここまででタイムアップ。続きはまた明日。

さて、京葉画廊では急遽明日、こんな催しが行われるそうです。野流としてのHYOZOが再び。音を作って自ら買うというのは斬新。


明後日はゴヰチカにてこちら。HYOZOはそのままPA担当として久しぶりのゴヰチカクルー。

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