千葉市でのお手入れ最終日予定の三日目。ゴヨウマツ(ヒメコマツ)の手入れを進めます。当初は刈り込まれ(!)ていて、一年目は枝抜きも含めてこの1本の手入れだけで三日かかりました。
お昼、近くの青葉の森公園へ。生態園を散歩してきました。ウメガサソウの花が見られるかな〜と来てましたが、開花どころか個体自体がかなり衰退していました。菌類(きのこ)から栄養を摂ると考えられる部分的菌従属栄養植物のため、環境が変わってきているのかもしれません。
鳥類観察舎から見る舟田池。昼寝したい。この池のへりをかつては旧東金街道が通っていました。
モミ林ゾーン。房総丘陵の核心部。今お手入れしているゴヨウマツ(ヒメコマツ)は県外では標高1000m以上に生えるものですが、標高400mにもいかない房総丘陵に生えるものは間氷期の生き残りとして希少なものです。みたいなことが書いてありますが、それよりもゴキブリとアリのインパクトがすごい。
鴨川から森林土壌ごと丸々移植した壮大な実験地であります。新しく現れる植物もあれば消えていく植物もあり。観察が楽しいところです。この後、妙なタイミングで山友さんとばったり遭遇してびっくり。新旧の千葉八景を巡っていたそうな。
というわけで、無事にゴヨウマツのお手入れ完了しました。次回は冬前に庭全体のお手入れに伺います。引き続きよろしくお願いします。
日が暮れる前に、近くのコニファー3本をササーッと刈り込み。誰にでもできる作業である。これにて本日のお仕事終了。
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