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家と庭の間


イドクボンガ三日目。昨日は雨のため作業できなかったセメント工事再開。レンガとか細かい材料の下地含めて足元だけ固めていきます。普通のセメントを持ってくるの忘れて無駄に白セメントを使用。


既存の土間を解体して出た大量の赤土と共に大粒の砂利もコロコロ出てくくる。最近ではこんなに大きな砂利を手に入れることがなかなか難しい。


洗ってみるととても綺麗な模様が出てくる。ちょっと穴埋めで使ってみよう。


仕上げどうしようかな〜と考えて、並行して作業中の袖ケ浦市のお庭から回収した海の砂を持って来ました。


ここで出た赤土は基本使うとして、こねあがったもの。割合としてはだいたい白セメント1、赤土3、貝殻まじりの砂3です。


普通に目地ゴテ当てるか、スポンジ使って洗い出し風にしようかと思ったんですけど、イドクボンガ全体的な様子を鑑みてやめて、泥団子を手に握って思いっきり投げつける!


多分、好みがはっきりする仕上がりなので普通の庭仕事的にはやらないんですけど、ここはイドクボンガ。冒険させてもらいました。時折のぞく貝殻がチャームポイント。


方法としてはゴヰチカのカウンターを模様替えした方法とおんなじです。本当の土壁もスサと土をこねたものを竹小舞の下地におもいきっり投げつけて作ります。空気を抜いて竹との密着度を高めるため。

過去日記のうどんと野兎にてその辺のことを書いていて、この日記に載せた無駄なライブ配信施工動画の終盤にふら〜っと登場するNadeha氏(当時高校生)の新曲がかっこいいのでみんな聴いて。


お昼、散歩。イドクボンガ入り口に咲くイヌショウマと屋号たる所以のイドクボンガ真下を貫く横井戸。


共用の米沢の森第一駐車場からの道のり紹介を改めて。この環境を愛する人がどこからともなく集まって、自発的に草を刈ったり、看板を立てたりする素敵なところ。例によって元々は宅地造成の予定地。頓挫して本当によかった。


ちょっと藪を漕いで不思議な線刻画が壁面に刻まれた穴を見て来ました。入り口は狭いが中はとても広い。横穴墓だったんではないかな〜と個人的には思います。場所は非公開としてますが、中の様子の写真は以下参照↓

また、イドクボンガから御十八夜(おじゅうはっちゃ)への簡単な道のりは以下のログ参照。またうどん。この時は走りました。千葉南部以外でヤマップ上で山としてもルートとしても登録されている貴重なところ。ぜひ多くの人に楽しんでほしい。

イドクボンガ 造園 アプローチ 玄関 武田屋作庭店 市原市 古民家 アート 市原市 武田屋作庭店
イドクボンガ 造園 アプローチ 玄関 武田屋作庭店 市原市 古民家 アート 市原市 武田屋作庭店
イドクボンガ 造園 アプローチ 玄関 武田屋作庭店 市原市 古民家 アート 市原市 武田屋作庭店


硬化状態を見て少し洗って作業完了。できたばっかりだけど年数を経た風情で、なかなか良いんではないでしょうか。踏みしだかれてより馴染んでくると良いなと思います。


片付けやら諸々やって退散。ありがとうございました。


戻りながら寄り道というか御十八夜下の花立野広場へ。ゲートが開いていればうぐいすラインから車で来れます。


米沢の森を考える会の鶴岡さんと共にいるヤギたちがめちゃんこ可愛い。しゃがんでいると後ろから首元あたりをはむはむされます。


富士山がドーン。東京方面もよく見える。御十八夜の先は山らしい山がないので写真以上に壮観な景色が広がります。


山名板に背後にうっすら太平洋。日の出はこちらから見えます。


山道沿いにて、これでもかと言うぐらい咲いていたシロヨメナとヤクシソウ。


鶴岡さんの動向を見守るヤギたち on the table。


毎度、良い塩梅のチラシをいただいたので貼るし配る。ご飯と豚汁でーす、のあたりが本当に良い。今年のかぎろひを観る会は12/10。AM5時半。


そういえば作業初日にいただいた謎の木箱がカセット棚にピッタリ。ゴヰチカに設置しよう。