千葉市美浜区にてのんびり草刈り仕事。
美浜区だけあってもともと海の埋立地。
だけど、落ち着いたというか安定した環境となっている。仕組みが知りたい。
写真は種をつけたネジバナなど。
結構地際で刈っても土が見えない状況が解りますか?
色んな種類の苔が乗って、草の成長も緩め。
埋立地とはいえ、宅地造成された時期は古い。
雨どいから流れた水が土を削ってこんな風に地形を変えたりもする。
こうやって生まれる微妙な高低差が環境を安定させるヒントな気がする。
仮に、ここに小さなU字溝とかを据えたら環境は思いっきり悪化する。側面を塞いじゃうのはのはだめ。現代土木がだめなのはココ。
地中の水圧空気圧がここで抜ける。斜面が呼吸しているイメージ。
谷地形が直線でなく、やや蛇行しているのもミソです。
水も空気も渦を巻きたがる。
庭木ではサルスベリの花が咲き始めていました。中国南部原産の帰化植物。
漢字で百日紅と書くくらい、代わる代わる長いこと花を咲かせる樹木です。
木々のお手入れはお客さんのお仕事。和気あいあい。
年に一度のお仕事完了!
また来年もよろしくお願いいたします。
事務所に戻る前に少し寄り道。
とある植物を見に来たけど・・以前の環境と変わってしまったためか見ることができませんでした。写真は一個体だけ見られたイチョウウキゴケ。
小さなハンミョウの仲間。エリザハンミョウがちょこまかと飛び回る。
なかなかうまく写真に撮れない。
林縁で見られたキキョウと季節外れのヤマブキの花。
事務所に戻りつつ、昨日買った図鑑で再確認。
こちらでぴょこぴょこ飛び回るのはトウキョウヒメハンミョウ。
こちらでもヤマユリが咲き始めました。豪快。
武田屋裏で先生と昆虫談義。
ザクロの実につくのはカメムシの幼虫っぽいけど・・幼虫は解らん。
今度は幼虫図鑑が欲しい。
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