ブログで書いたことがご縁となり、小網代の谷へ行ってきました。
小網代野外活動調整会議
http://koajiro.org
神奈川県は三浦半島の先っちょ。
上の写真は小網代への入り口に当たる部分で最も標高がある地点。
いわゆる山の尾根(背骨)にあたり、この尾根が東西に伸び、ここから相模湾までの土地全てが一つの独立した流域となります。
周囲は現状、住宅地や商業地となっています。
海へ通ずる森に一歩入ると、途端に別世界となります。
ガイドの方にお話いただきながら散策してきました。
まず、ガイドの方がいるということに驚き。
この日のために色々と調整いただいた風呂の前里山保存会の中山さんと、いつもお世話になっているソーラーシェアリング縁ga輪&百姓の石川さん、ありがとうございます。
また、みらいseeds(椎津川水系と里山を愛する会)の平野さんをはじめ、様々な団体の代表の方にご参加いただき、勉強になりつつも楽しい道中となりました。
いちはら市民特派員の方も含め、樹木・環境ネットワーク協会のお二方、環境パートナーシップちばや八千代オイコスなど他団体を兼務されるKさんと総勢8名!
下の地図はクリックで拡大します。
小さいとはいえ川の源流から河口の干潟まで、流域全体を保全されています。
パッと見て解ることは、できるだけ環境インパクトの少ないように道が整備され、学習の場として公開されているという点で、これは本当に素晴らしいと思います。
ちょっとした解説が所々に設置されているあたりも参考になります(拡大します)。
下の写真は、たぶんヤワラスゲ。
見た目がおもしろいジンガサハムシの仲間と交尾中のアサヒナカワトンボ。
川の上流から、ハンノキおよびジャヤナギの木立を抜けて開けた湿地と変わる景色。
今ちょうどゲンジボタル発生のピークだそうです。
後述しますが、夜は内田でホタルの観察会でした。
ヨシやガマの原となる中、目に留まったもの。
上からガガイモ、アゼナルコ、ハンゲショウの群落。
じっくり観察すれば、他にも沢山の植物と出会えそうです。
最後はいよいよ塩生湿地および干潟へ。
景色が次々と変わるので飽きませんね。
河口干潟では沢山のカニが生息しています。
チゴガニのダンスがとっても可愛かったです。
ハマボッスやハマダイコンなど、海浜植物の花もみられました。
そして、小網代のシンボル的な存在だと知ったアカテガニ。
海から川、そして山と連なる環境があって初めて生息することのできる生き物です。
もともとは京急の線路が伸び、ゴルフ場などのリゾート開発が進むはずだった当地。
行政や開発予定だった企業とも相反することなく協力し、このような公園ともまた違う(大事!)環境が残った経緯は、里山保全などで活動される多くの方にとって、参考になる部分が非常に多いように思います。
バス停までの道中に観られた林縁のようす。
キケマンやフウトウカズラなど、暖地の海岸特有の植物の花がみられました。
もし今後整備が進むなら、湿地の林縁や森林内なども歩いてみたいです。
平日にも関わらず、多くの一般の方が散策されていました。
年間の管理方法や、他にどのような活動をされているか、また現状の課題とこれからについてなど、他にも具体的に知りたいことがたくさんあります。
また改めてお話をうかがえる機会を設け、更に多くのことを学びたいです。
本日ご参加いただいたみなさま、改めてありがとうございました。
滑り込みセーフ!で夜の内田ホタル観察会に家族で参加してきました。
気温が低い影響か、数は少なめ。
ただ、ゲンジボタル・ヘイケボタル共に観察することが出来ました。
ご参加いただいたみなさんありがとうございました~。
ホタル観察会は明日も行われるので、お時間のある方は19時に内田未来楽校へ!!!
明日は米沢の古民家イドクボンガでバリバリやる予定です。
作業したい方、来てください。
ではまた~。
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