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空き家果樹園想像図


独立した頃、仕事もないので手書きのチラシをたくさん印刷して配り歩いて(ほぼ🚴‍♂️)、そのチラシをすんごく褒めてくれて、早々にお仕事の依頼をくれた大切なお客さんのお庭のお手入れ。ご覧の通り空き家のお庭。


作業しながら目に留まる花々。こちらはコエビソウ。メキシコ原産で花期がとっても長い。街中でこの花を見かけるとこちらの庭がふと頭をよぎります。


先日の青葉台での作業時にも見かけたタイワンホトトギス。


まだまだ蕾の冬の花であるツワブキ。日本では照葉樹林が成立する気候地域(石川〜福島県以南)の海岸および海岸近くの林床に生えます。どこに植えてもよく育つので庭の下草としても重宝します。


お隣さんのフェンスに絡みつく強健なつる植物。ヘクソカズラの果実とヤマノイモのムカゴ。庭で自然薯できるんですかね??


膨大な数の空き家でこんだけ誰にも収穫されないなら、空き家バンクならぬ空き家果樹園みたいなのできるんじゃないかと思って調べてみたら、それっぽいことやってる人いた!しかもケーキ作ってる→空き家スイーツ。〇〇団地特産物が確かにできる。戦争が起きた時など、もしもの時の食料確保の拠点としても。危機感作りにもなる。


作業は無事に終了。理想は年二回手を入れたいな。その方が綺麗に保てる。


依頼をいただいて2年は施主に立ち会ってもらってましたが、現在は体調の関係で施設にずっと入られており、お会いすることはできません。作業時のお昼は一緒にご飯を食べていて、農地改革が起こった時代について、B-29に向かっていく三機の一式戦闘機が全て撃墜され、脱出する際に落ちてきた落下傘の真っ白な布が本当に美しかったこと、施設でいつも一緒にご飯を食べる人が職員の女性のお尻の話ばかりするのでうんざりしている、などなど笑いあり学びありの話を聞いていた時間を思い出す。


先生と嫁ちゃんを迎えに行く前の武田屋にて。ナツグミの徒長枝がビヨーンと伸びていて面白い。どこまで伸びるかな。この植枡に生える植物の姿もだいぶ変わりました。


チェコとは元々同じ国(チェコスロヴァキア)だったスロヴァキアのmappaからカセットが届きました。新しい作品二つとManja Ristićの作品は再入荷。

 

CC Sorensen - Phantom Rooms

 

家というものは、一時的なものでありながら、とても大きなエネルギーを秘めているものです。新しい空間に移行するとき、私たちはそのエネルギーをどのように持ち運び、あるいは残していくのでしょうか。私たちがしばらくの間滞在するそれぞれの空間は、私たちをどのように形成し、どのように離れるのでしょうか。このアルバムは、移動、変化、変容、家族、並置...そして何よりも家についての記録です。 


Alexandra Spence - a veil, the sea

 

海は全能かつ繊細で、私たちが物理的に共存することも、植民地化することもできない生命が不自由なくあふれています。私たちの中の単細胞生物にとっては受け入れやすい存在です。 自分の物理的なサイズや地上の制限を捨てることに始まり、この広大で詩的な生態系の流れに身を任せれば、その中で瞬く光を楽しむことができるでしょう。

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果樹園といえば、日本⇄韓国のオンラインデュオのVinylはあと2枚あり。

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