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あっ!摩耶蘭


みんな大好き、千葉県立中央博物館へ行ってきました。

 

嫁ちゃんが撮ってくれた写真の構図とタイミングに乾杯。


昨日から開催中の特別展鯨を見にきました。

 

イッカクの角は前歯らしいですよ。


熱心に見て色々と書いて、最後シールをもらっていた先生。魚介類が半端なく好き。


他の展示も面白い博物館。
下の写真はハシブトガラス。都会派。


水神のレプリカふたっつ。

下は船橋の高才川源流ですね。この日記でも過去に触れています


隧道。千葉といえばすぐにトンネルを掘ってしまうお土地柄。


わかりやすいツチアケビの生態模型。いわゆる腐生ランの仲間。
光合成を捨てた菌従属栄養植物。果実期の見た目のインパクト大。


時間軸。里山とは。おじいさんは山へ柴刈り(小枝集め)に・・・。

などなど、キリがないくらい面白い展示がたくさんあります。

大袈裟にいえば、ここで得られる気付きだけを応用する&真に受けない(大事)生き方をすれば、他から降ってくる知識や経験はどうでもよくて、良い意味で単純になれる。


フィジカルの本質を知ることができて、子供だけでなく大人も楽しい。


私は展示解説図録を。先生は石買ってました(アンモナイトはガチャガチャ)。
貯めている自分のお小遣いで買ってるの偉いな〜といつも思う。


博物館は青葉の森公園の敷地内にあります。

こちら敷地内に残された旧東金街道。


少しだけ生態園も歩きました。沼田眞先生の字よ。

博物館開設に尽力し、初代館長でもありました。

方々にて代表を務められた人でもあり、問答無用の始祖。


ここの何がすごいかといえば、土壌ごと移植した計画であること。


移植した木々は大方枯死しつつ、芽生えた種から森林になるまでの変遷を辿ることができる。まさに森づくり(画像はクリックで拡大します)。


カシやシイなどからなる常緑の森。照葉樹林。千葉県における植生の極相(遷移の到達点)とされる。


草原ゾーン。カワラナデシコの花が見られました。秋の七草。
最近は急速に姿を消している野草の一つ。


里山といえばの落葉広葉樹林。コナラなどに混じって地域らしくソロが多い。
明るい森。人と共に育まれ、沢山の生き物を内包する環境。


咲き残っていたマヤランが見られました。

先程のツチアケビと同様に腐生ランの一つ。葉を持ちません。

ただ、茎は緑色なので葉緑体は保持しているのかも。

雨も降ってきたところで退散。先生は楽しかったみたいでよかった。


帰宅後、改めて。沼田眞先生といえば個人的にこの本。

全千葉県民必読。図書館でも借りられます。


ちなみに、千葉県生物学会から直近で発売されているこちらの本。
子供にもわかりやすく、興味深い内容も多々ありでおすすめです。
多古光湿原などでも活動されている谷城勝弘先生も執筆編集されてます。


谷城先生が言っていた、「植物を観察するとき、なぜそこに生えているのかと考えることがとても大切」という言葉をそれこそ大切にしています。植物観察に限らず全ての物事の現象に通ずる。


千葉県生物学会

https://bschiba.jimdofree.com


そして届いた大量のカセットたち。
発売はもう少し先。乞うご期待。

A Little Society Tapes / 少社会唱片
https://alittlesocietytapes.bandcamp.com