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#多古光湿原


朝も早よからゴソゴソと活動しはじめて、やってきました多古光湿原。多古町と横芝光町にまたがる湿原です。今回、ヤマップアプリ上で興味を持ってくれそうな方に絞って声をかけたところ、13人の方が参加してくれてうれC。初めてお会いする方が半分くらい。個人的には今年二回目の観察で、昨年末の萱刈り作業にも参加しました。


今が最盛期のコオニユリ。本来は山地生の野草であり、低地に自生すること自体珍しいですが、それよりも名前に反して2mをはるかに超える高さになること自体、この湿原植生の特異性を物語っています。

もはや水中にいるかのような湿度と猛烈な暑さの中の観察となりました。千葉県生物学会の谷城さん(博士と書くと怒られそう)による、たまに失笑を交えた興味深い話に耳をかたむけつつ、みなさん有意義な時間を過ごせたようでホッとしました。

上の写真の植物はずっとエゾミソハギだと思っていましたが、なんとエゾミソハギとミソハギの雑種と思われるそうです。種子繁殖の能力を獲得しており、もはや新種としてもよい存在。

湿原は生物進化の実験場ともいえ、生物多様性の維持に欠かせない存在であります。人間の経済活動上では何も生み出さなくとも、何よりも大切にしたい場所です。一部にソーラーパネルが設置され消滅した箇所もありますが、今後広がらないことを祈るばかりです。

観察会後は市原市高滝に移動。ネオレトロナイトと称されたマルシェに出店して参りました。ゴザを敷いてのぐうたらスタイル。


敷地の外れにめちゃ良い場所見つけた。何かの展示物?ここでお店やりたかった。


小学生のカセットテープDJ誕生。カセットテープは一本しか売れずでしたが、キャンプ気分で楽しい時間でありました。


最後にゴヰチカにて通販発送分のカセット回収へ。元Hate No.3の方によるインダストリアル度高めカセット作品完売。Hate No.3の動画がなかったので同じくMCRからのスラスラ。懐かしい。