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愛鷹松虫草とマイチャワンづくり


印旛郡栄町にて人工芝設置工事でした。
たまにはこんな作業もやります。

ビフォーが無いですが、簡易防草シートと人工芝敷設まで。


人工芝はそこそこ良い物のロールタイプ。
最近のものは良くできているんですね。

今回は工期とコスト面の兼ね合いでそこまで丁寧な作業ではなかったけど、また機会があればめっちゃリアルに何か作りたくなります。


作業は午前中に終わり、せっかく北総まで来たので野草の写真を撮りに行きました。
こちらはアシタカマツムシソウ(愛鷹松虫草)の花です。


大好きな秋の花なので、沢山写真撮りました。

ちなみにこのアシタカ~は千葉県では絶滅危惧ⅠB類にあたる重要保護生物となっています。以前までの最重要保護生物からランクが下がりました。

というのも、最近まで千葉県には近似したマツムシソウ、アシタカマツムシソウ、ソナレマツムシソウの三種があるとされてきましたが、マツムシソウと考えられていたのはアシタカマツムシソウで、ソナレマツムシソウはアシタカマツムシソウの変種と判断され、全てアシタカマツムシソウとまとめられたのです。すんごいややこしくてすみません。

ちなみに、正月南房総市を訪れた際に書いたこの実なんの実?でソナレマツムシソウに触れています。


こちらはホソバノウナギツカミ(細葉の鰻掴み)の葉っぱ。
花はもうちょいでした。

このホソバノウナギツカミは自生地の減少が著しく、対照的にそれまでの要保護生物から最重要保護生物(絶滅危惧ⅠA類)と変更されました。


他目についた花々、上からナンバンギセル(南蛮煙管)、ヒメジソ(姫紫蘇)、シロバナサクラタデ(白花桜蓼)、サワヒヨドリ(沢鵯花)です。

中でもナンバンギセルは独特な形をしていて面白いです。
これはススキなどの根に寄生して育つもので、葉を持ちません。

ススキが生えていればどこでも観られるかと言うとそうでもなく、他の植物の種類が豊富で多様性のある環境に出現するように感じます。


狂い咲き?季節外れの秋に花を咲かせていたネジバナ(捩花)とミツバアケビ(三つ葉木通)、こちらは雌花です。

場所については盗掘が怖いので公には出来ないのですが、こういった環境があちこちで復活してほしいです。


そんな現を抜かしすぎて大遅刻!

 

Co-Satenにて開催されていたカンタン抹茶生活vol.2 マイチャワンを作っちゃお!に参加してきました。

講師はご存知、イドクボンガ代表でもある石橋先生でございます。


石橋先生は茶人であり、陶芸家であり、画家であり、そして普通に高校の美術の先生です。

私も庭師の端くれ、裏千家をちょっとかじっており、そもそもお茶事が楽しい。

以下、わだくすがチクチク作業したものの流れです。


怪我してるので、人差し指が使えず結構大変でした。。

武田菱入れたった!



大人も子供も、みなさん真剣モードでした。
これも土に触れる体験の一つだと思いますが、やっぱり土は良いですね~。

そういえば、やり方は全く違うけど石岡さんちでも陶芸体験させてもらいました。
うちの先生はビオランテとか色々やらかしていたな。。
しかも希望通り焼きあがってきた姿を見て、びっくりしたような嬉しいような申し訳ないような複雑な気分になりました。

今でも先生はそのビオランテとかで遊んでいます笑

そのへんは過去の酒と泪とビオランテ舟・艘・ボートをご参照。


久留里の大島屋旅館、まだ何も話しを進めていませんが、そろそろ動き出したいですね・・。


どーん。全員の力作が並ぶと壮観です。
焼き上がりが楽しみすぎます。よろしくお願いします。

ちなみに、次回は茶杓を作るかも!?とのことです。

最後、遅刻した身分にもかかわらず、お薄を一服いただく。

良き日でした。

ではまた。