先生の体調がまだ少し心配なため嫁ちゃん実家への帰省は延期。
代わりに、プチお出掛けで千葉県立中央博物館の特別展ほにゅうるいを観に行きました。
写真はライオンを撮る嫁ちゃん、かくいうこちらはマヌルネコが好きで憤死。
何で博物館に来たかというと、昆虫すごいぜ!という某番組を朝から先生が興奮しながら観て、コスタリカのカマキリを取り上げていたからなんですね~。
なのでカマキリの標本。
わだくすは常設展示のこういう方にかじりつきます(クリックで拡大します)
博物館めっちゃ好きです。
興味のない人にも興味を沸かせるようなうまい展示?方法はないものか。
園内の生態園を少し散歩、どちらも果実を作る段階のウメガサソウ(梅笠草)とマヤラン(摩耶蘭)を見かけたのでパシャリ。
マヤランについては解りやすい臨時の解説があったので挙げます(拡大します)。
どちらも、自身の光合成以外に活路を見出しつつある植物です。
寄り道で加曽利貝塚へ。
ここには素晴らしい草原の環境が残っています!!!
今の時期、良く目立っていたタチフウロ(立風露)の花。
やや珍しい野草のスズサイコ(鈴柴胡)。
花は夜間に開きます。
環境省より準絶滅危惧(NT)に指定され、43の道府県で絶滅危惧種、東京都区部および福井県で絶滅、千葉県では絶滅危惧Ⅱ類に当たる要保護生物となっています。
沢山の植物を観察できますが、環境の良さを表すものをいくつか。
最後はクララ(眩草)の果実です。
ちなみに、このクララのみを食草とするオオルリシジミという蝶がおり、こちらは長野や群馬などの限られた地域でのみ生き残り、国に厳重に管理される絶滅待ったなしの昆虫となっています。
帰る頃にはすっかり元気な先生でありました。よかった~。
加曽利貝塚は日本どころか、地球上で最大の貝塚であり、国の特別史跡となっています。
歴史についてふむふむするついでに、豊かな自然環境も是非覗いてみてください。
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