本日より、以前に施工させていただいたT様庭の木柵の追加工事着手です。
なんとまあ、バラが誘引されとっても素敵な姿になっていました。
花もどんどん咲き始めていて、景色として馴染んできましたね~。
そんなお庭で斑入りのセイヨウジュウニヒトエ(アジュガ)、初めて観ました。
柱建て込みマスター青野氏再び。
重量があるので足元はモルタルで固め、仮養生をして本日の作業完了。
三時の一服時、お茶をいただきながらT様青野君共に野草談義。
お二人ともとても詳しい。
どうやら市内勝間辺りは様々な野草が観られそうなので、今度行ってみます。
やや早めにあがったので、帰宅しながら寄り道。
こちら市原市山木にあるカッパ池。
以前のブログ美しい雪景色に古地図のっけているので宜しければ。
何だか、今年は異様に水位が低いような・・。
こちらは巨大な二枚貝、ヌマガイの亡骸。
珍しいものではないけど、観られたもの列挙します。
キツネノカミソリの葉は夏までには消えてしまいます、不思議です。
シャクは自生地や個体数の減少がみられる、とのことで2017年に千葉県一般保護生物(準絶滅危惧)に躍り出ました。
流れで能満の谷津の奥地。
産廃と残土の造成の規模が前に来た時の二倍ぐらいになっている・・。
林縁に残っている樹木は、数年で全て風により倒れてしまうと思います。
また、乾燥化が進むと思われるので、良環境が観られるのもあと数~十数年でしょうか。
漕いで漕いだ先に在るハンノキ林林床にて。
一面に繁茂し花を咲かせているカサスゲ(笠菅)。
以前はまさに菅笠の材料として重宝したのだそうな。
今は利用されることもなく、生息適地も減少しつつあります。
ちなみに、多古光湿原では4/28(日)にスゲ類を中心とした観察会が開かれるそうなので、ご興味のある方是非。
この湿原でのみ自生するムジナクグの花も観られるかも??
詳細は多古光湿原ページを確認願います。
屈指のミドリシジミ生息地である当地。
できれば!残っていって欲しい環境です。
湿地へ続く休耕田農道わきの林縁。
最も近所で、自生するホタルカズラ(蛍葛)が観察できる場所でもあります。
花はあと少し!でした。
ヤマユリ(山百合)なんかも伸びてきました。
目に留まったものギャラリー。
今年お初のツボスミレが観られました。
この時期はヤブカンゾウ(薮萱草)やノカンゾウ(野萱草)の葉が目立ちます。
谷津上に広がるバキバキに管理されつつも、古くからある草地にて。
写真はそれぞれクサボケ(草木瓜)、ワラビ(蕨)、アマドコロ(甘野老)です。
この草地では、わずかにレンリソウ(連理草)が自生していて、5~6月ごろ花を咲かせます。
全国的に絶滅が危惧され、東京都では絶滅、千葉県でも言わずもがな危急種です。
花を咲かせ種を付ける時期が丁度、人間的に草刈りの季節というのが・・難しい所ですね。
上記のハンノキ林や草地は舟・艘・ボートというブログで秋に訪れた様子を少し載せます。
武田屋商店にて、ジュウニヒトエ(十二単)のようす。
こちらも13の府県で絶滅危惧種とされており、千葉県では一般保護生物となっています。
多様性の重要性を問う時、解りやすい表現が絶滅危惧種、帰化植物でありますが、何かもっとぶちゅ~っと伝えやすい表現はないものでしょうか。悩みです。
ではまた~。
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