朝、庭を見るために車を走らせ細江町気賀は長樂寺へ。
まずは山脇に流れる沢に降りてみました。
スダジイ(頭蛇椎)の樹冠が発達した山。
小道沿いに見られた崖のようす。
同じく道沿いに見られた半ば朽ちた土塀。
有名な主庭のようすと解説版(クリックで拡大します)
ドウダンツツジの花が咲くころと、紅葉の時期は大変賑わうそうです。
ただ、肝心の石組みが埋没して杉や竹も大きくなり、イマイチ良さが伝わらないかも・・。
むしろ、端っこにあるこちらの小さい庭の方に目が行きました。
ナギ(梛)の古木。
要所を見、いざ帰ろうと思ったら、拝観時間は9時からでしかも拝観料300円必要だったようで・・、一応お金を山門脇に置いてきました。気づいてもらえたか心配だ。
みなさん、ちゃんと山門くぐってお寺に入りましょう。
山門下の豪壮な崩れ石積み。
お次は實相寺へ。
引佐町金指の實相寺。島のある前庭と本堂。
こちらは自由に拝観できました。
江戸時代の作で、作庭者不詳とのこと。
浜松の古い庭で枯山水というのは初めて見たかも。
本堂内から眺めたかったな~。
手水わき穂垣の柱にシュロ。
事務所に向かう途中の道に、空き家から伐採したらしい良い感じの棕櫚が転がっていて、いつも気になってます。勝手に持って帰ったら怒られるかな・・。でも気になる。
沓脱。組む石もそうですが、辺りの山にごろごろしている所謂チャート。
民家のちょっとした石積みにも使われていて、風土を形作る一要素となっています。
石材としてちゃんとした名前があるのか気になって調べてみたら、「山石と呼ばれている」事ぐらいしか解りませんでした。
築山の裏側。ここのちょっとした石組みだけようすが違うのは何故だろう。
マツやマキのお手入れに気遣いのようなものを感じました。
千葉ではマキと言えば刈込み一辺倒になってしまうので、こういった手入れをどこかで試してみたいです。
良いもの観られました。
本来ならもっと観るべきところがあるだろうし、街並みなんかも併せて観たいけど時間に限りがあるので、ここまで。
そんなこんなで浜松を離れ、既に千葉に帰ってきております。
年越しそば食べて、紅白見て、もう少しで2019年。
みなさま、よいお年を~。
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