毎度、日記みたいな内容ですがご容赦を。
今日は打ち合わせメインで盛沢山だったので流れをまとめます。
千葉市内にて二件現調と打ち合わせ
君津へ移動し久留里の旧大島屋旅館での打ち合わせ
最後に石岡さんちへお邪魔し焼き上がりのブツを受け取り
という流れでした。
以前お手入れさせていただいたいまでや本店にて。ミモザ良い雰囲気。
今回は、門松とその他工事の打ち合わせでした。縁起物なので気張ります。
設置したらご紹介しますが、気持ちを込めつつ面白いものが出来るかな〜。
その後、豊藏さんと合流し久留里町屋珈琲の入る旧大島屋旅館へ。
豊藏さんは雑誌庭の前編集長であり、(株)創庭社を主宰されています。
当たり前ですが、お会いするのは初めてです。
旧大島屋旅館を管理されている坂本さんと三人で、建物も含めた庭の今後の計画について話しました。
自分は君津という土地が大好きです。
初めて訪れた時に、ここだ!と感じたのを今もよく覚えています。
ただ、庭が大分放置されていて建物とのつながりが希薄となっていることが残念でならず。
で、あれよあれよとこの日この時となりました。
いくつか、意匠をピックアップします。
その歴史からもわかる通り、艶やかな空気が常に漂う場所です。
黒柿の柱に手すりの透かし彫り。貝をあしらった研ぎ出しの人造沓脱など。
マメヅタに覆われて分かりにくいですが房州石が土留めとしてふんだんに。
そもそもマメヅタが普通に生えるとは、よっぽど良い条件なんだと思います。
年を経て丸くなったヒイラギの葉っぱ。
近隣のお宅の意匠も拝見させていただきました。
郷里の彫師である後藤忠明による仏壇欄間彫刻。明治末の作とのこと。
金庫と電話室。
あの、梅ケ瀬の日高誠實翁その人の書。
黒柿の欄間。
と、挙げたらきりがないのですが、往時の人々特に職人の息遣いを感じるに十分な景色を見てきました。
正面に見える久留里城。
終始’’雨城''と呼ぶようすがとても印象的でした。
酒どころ久留里が地元のお二人。
お二人も初対面というかたちでしたが、年も近く、昔話に花が咲く様子に自分はちょっと羨ましくなりました。
大いに盛り上がり、様々な視点が見えた有意義な時間となりました。
自分が言うのは本当に恐縮ですが、とっっっても楽しかったです!!!笑。
活用法などはまだまだこれからの状態です。
沢山の人を巻き込み、沢山の人の力で面白いものを作っていければと思います。
ワークショップ等で良い案があれば教えてください。
持っていたんですが更に頂き、サインまで貰っちゃいました笑
この度は本当にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
その後事務所へ戻り、石岡さん宅へ寄ってきました。
そこで見たものは・・。
まさかのビオランテ~笑
田中雄作陶展の際に息子が作ったものを焼いていただきました。
詳しくは先日のブログを参照願います。
陶芸体験と聞いたら、多くの人は私が作ったようなものをまず作ろうと思うんです。
息子というか、子供に感心するのは本当にこういう所。
しっかり出来上がって本人も大喜びでした笑
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