お手伝いの予定でしたが、雨予報のため明日に順延となりました。
でもあまり雨降らなかったですね・・、こんな日もあります。
実家の前に作った小さな植え込み。
種から延びたキッコウハグマ(亀甲白熊)は沢山の閉鎖花をつけています。
山で育つ様子よりも成長の度合いが大分違って、かなり大きくなりました。
今年はこのまま自家受粉して種を沢山つけそうです。花が咲く様子は来年に期待。
それとも何か違う要因が必要なのかなぁ。
ツバキ(椿)はもうすぐ咲きそうです。
というわけで、先日書いたニューキーパイクスについて続きを・・。
ちょっと熱くなってしまうと思うので興味のない方はまた明日。
前回のブログ内容と同じころに発表されたのが、左のLOUDER THAN GODソノシートです。
ソノシートって書いてわかる人どれぐらいいるんだろう・・。
これドラ〇もんじゃない?大丈夫??てなことと併せてそれは置いておいて・・
京都のMCR companyというレーベルから、ニューキーパイクスに加えIDORA、URBAN TERROR、MINK OILというそれはそれは当時突っ走っていた4バンドによる合同ツアー時に発表されました。
1990年当時は一枚300円で売られていたようです。
右は今まで未収録だった曲などをまとめて1992年のライブ時に配布したCDで、写真はZKより2001年に再発されたものになります。
オリジナルは自主レーベルのStinkyから発表されましたが、自分は見たことがありません。
(以降画像は拡大します)
インナーでは相当おちゃらけた様子が垣間見えます。これはダメだろう・・。
何枚かコンピレーションを挟みつつ(未聴)、以降の活動ではこういった姿は鳴りを潜め、1994年発表のセカンドアルバムNo Pointへと至ります。
右がセカンドアルバムNo Point。当時はCDのみで発表されました。
後にZKよりLP化されますが持っていません。
録音環境の充実により楽器隊も歌もよりタイトに、一曲一曲の完成度も格段に上がっています。
でも、逆を言えばそういったものがニューキーパイクス本来の魅力を奪ってしまいました。
その辺は自分がこのアルバムを好きになれない理由でもあります。
発表元のCAT FISHというレーベルは自主で立ち上げたと言いつつ、実際はメンバー主導ではなかったようで、そのクリーンな音に満足できなかったメンバーは本作に伴う発表の場を欠席しました。
「(演奏や歌が)上手い人への興味を失っていったのはいつ頃だろう・・」
某キテレツ音楽レビュワーのコメントを思い出す一件です。
自分もいつからかそんな感覚になりました。
語らないけど伝えるに長けた部分は相変わらずです。
動物の権利についてなど、考えさせられることも多い。
転がっているものを一曲。
徐々に英語詞が減る中、「夏のにげ水」という曲。
後々のHi-standardなどに影響を与えることになるNothing to Proveや、レゲエへの愛を全面に出すBirth Stepなど、時代を先走りすぎた名曲も多し。
むしろ本題はここからです。
こちらはご存知?H:G FACTより同じく1994年に発表された、UKのCITIZEN FISHというバンドとのスプリット7インチです。
チラシにはフランスのLEGITIME DEFONCEとHi-STANDARDとのスプリット7インチなんかがあります。Hi-STANDARDがこんなDIY(※)なハードコアパンクレーベルからリリースしていた時代があったとは今の姿から想像できませんね。
(※)Do It Yourself=自分でやれ!の意
それはさておき、このレコード。
収録曲は「心ない先見性」と「小社会セッション」です。
ガラッと変わり、削ぎに削いだ音塊は後追いとはいえ当時のクソガキには刺激が強すぎました。
これ以降歌詞は完全に日本語となり、音も詞もより抽象化され・・、傑作のラストアルバムconsumeへと。
自分は「共生」という考えが好きでよく使います。
あまり言葉にしたくはないけど、それに加えて「競争」と「堪忍」があって初めて物事が成り立つと思っています。生き物でも社会でもなんでも。いわゆる真っ当な多様性。
俺はこう思うがあなたはどう考える?
そんなところです。
すみません語りました。ご勘弁。忍忍。
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