本日は打ち合わせと庭のお手入れのお仕事でした。
木柵のご依頼をいただき、打ち合わせにお伺いしたお客様宅のお庭で見かけたフジバカマです。葉が三裂するようすがよく解ります。
フジバカマ・・、秋の七草の中でも全国的に衰退著しく、千葉県では利根川水系の河川沿いに僅かに生育しているようです。自分は見たことがありません。
他にもサラシナショウマが咲いていたり、ハンショウヅルありと素敵なお庭でした。
里山での活動も色々と理解してくださっていて、草花のお話は尽きず。
こちらはいただいたオキナワスズメウリの果実です。かわいい。
工事をするとすれば来年になってしまいますが、素敵な柵が出来た庭を今から想像してしまいます。
手入のお客様宅では思っていたよりも作業が早く終わり、せっかくなので事務所に帰りがてら、秋の草花を見てきました。
アキノキリンソウ
シラヤマギク
キバナアキギリ
ヤマハッカ
ツリガネニンジン
ノダケ
リンドウの花はもう少し先でした。残念!
などなど、市街地に近い所でも沢山の花々が咲いていました。
でも、アキノキリンソウやリンドウなど、かつては秋の野道を代表する草花だったはずなのに、野に咲いている姿を見たことがある人がどれだけいるでしょうか。
こちらはお馴染みセイタカアワダチソウが沢山咲く様子です。
明治時代に北米から持ち込まれ、今やどこでも見られるようになりました。
アキノキリンソウと同じアキノキリンソウ属でも、こちらに取って代わられた感があります。
不思議なことに十数年前は2mを超える個体も珍しく無かったものが今は1mを超えるのがやっとのものばかりになってきました。いったいどういうことなんでしょうか。
この花はなんでしょうか?
実は、アキノキリンソウと並んで生えるセイタカアワダチソウの姿です。
周りの風景と溶け込んでいるように矮小化しています。
なんだかんだ悪者扱いされてしまう外来種でも、長い時を経た時の姿を想像してしまいますね。
ちょっとだけ山の中へ。。
テイショウソウ
カシワバハグマ
ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ)
ミヤマウズラの種を少し採集しました。
時間もないのでこれにて退散。
事務所での片付け準備終わらせてまた寄り道。海水と淡水が混じる干潟へ。
千葉県では絶滅とされていましたが、市内この一地点のみで生育が確認されたシバナです。
この辺りは古い海岸線の名残があり、豊かな生物相がかろうじて残っているようです。
ウラギクが花を咲かせています。シバナは塩場菜、ウラギクは浦菊と書きます。いずれも満潮時には海水に漬かるような環境にあり、葦原に埋もれながら生育しています。
帰宅後、近所で市原の写真展があると聞き子供と一緒に行ってきました。夢ホールにて。
市原市の景色がとても美しくみえました。みなさま是非~。
デイモン・ベイさんブログ↓
https://damonbay.zenfolio.com/
現在の主な現場仕事はMaiCafeにて地道にレンガを敷いており、たくさんの人たちの力が合わさった良い塩梅になりそうです。
ブログはかなりサボり気味ですみません(また、お待たせしてしまっている皆様本当にすみません。。)、仕事のことも興味のあることも少しづつ書いていきます。よろしくお願いします。
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